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SCO OpenServer : ウィキペディア日本語版
SCO OpenServer

SCO OpenServer は Santa Cruz Operation(SCO)が開発したクローズドソース版のUNIXオペレーティングシステムである。かつては、SCO UNIXSCO Open DesktopSCO ODT)と称していた。現在は、SCO Group が保守している。
== 歴史 ==

=== SCO UNIX/SCO Open Desktop ===
SCO UNIX は SCO XENIX の後継として登場したもので、System V Release 3.2 に XENIX のデバイスドライバやユーティリティを統合したものであった。SCO UNIX System V/386 Release 3.2.0 は1989年、SCO XENIX の後継製品としてリリースされた。基本OS製品にはTCP/IPネットワーク機能や X Window System は含まれていない。その後間もなくそれら機能を含めた製品を SCO Open Desktop の名前でリリースした。1994年には、追加のSMPパッケージ SCO MPX をリリースしている。
同じころ、AT&T は XENIX、BSDSunOSSystem V の機能を統合した System V Release 4 を完成させた。SCO UNIX は System V Release 3 ベースのままだったが、Release 4 の新たな機能のほとんどを吸収していった。
1992年にリリースされた SCO UNIX 3.2v4.0 と Open Desktop 2.0 では、長いファイル名シンボリックリンクをサポート。1995年には OpenServer Release 5.0.0 と名前を変え、ELF実行形式と動的共有ライブラリ、DLM(ダイナミック・ローダブル・カーネルモジュール)機能を追加サポートした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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